「電気工事には資格が必要です」

エアコン工事を行う場合には稀に電気関係を触る場合があります。例えば一般家庭の電気は100Vの電気が主流となっていますが、リビングなどの広いスペースでは200Vのエアコンを設置する事があります。その際にはエアコン用のコンセントが100Vの電気が流れている場合には100Vから200Vの電圧切替が必要となってきます。電圧切替にはブレーカーボックスを確認してエアコン用コンセントの電気を電圧切替する必要があります。電圧切替は感電や火事のリスクもある為電気に関する基礎知識を有した資格者が作業を行う必要があります。資格の種類としましては第二種電気工事士と言う資格が必要となります。第二種電気工事士の資格は年齢の制限がない為誰でも試験を受ける事ができます。私の場合はお世話になっている親会社のお陰で現場の無い日に勉強会を開いて頂き取得することができました。勉強時間としましては約400時間くらいは勉学に励んだと思います。資格は筆記試験と実技試験の二種類ありまして筆記試験を合格すると次に実技試験となります。そして実技試験を合格すると晴れて電気工事士の資格者となりエアコン工事に必要となる電気工事を行う事ができるようになります。

「エアコン工事で必要となってくる電気工事」

前述で電圧切替の電気工事が必要となると書きましたがエアコン工事にはその他にも電気工事が必要となる場面がございます。それらについて紹介していきたいと思います。エアコン工事を行っていて主に発生する電気工事としましては次のような事があります。

1.コンセント延長、、、お客様が取り付けたい位置に対してエアコン専用のコンセントがエアコンの電源コードが届かない場合にコンセントの位置をコードの届く距離へと移動させる工事です。

2.エアコン専用電気工事、、、取り付けたい場所に対してエアコン専用のコンセントが無い場合に工事が必要となってきます。

3.分電盤組み換え、、、電気をブレーカーに通す作業で主電源のサービスブレーカーからブレーカーへと電気を通す際にケーブル同士の圧着が必要となる場合に分電盤組み換えと言う作業が必要となってきます。

4.200V電源の際のアース工事、、、エアコンには100V用と200V用のエアコンがございます。そして、200V用のエアコンに関しましては電流も高い為安全の為にアース工事をする必要がございます。

エアコン工事をしていると以上の電気工事に関わる事が多いですね。なので電気工事士の資格のない状態で素人の方のDIYでのエアコン工事は感電リスクもある為にオススメはできません。専門業者への設置依頼をオススメしたいです。

「まとめ」

エアコン工事に携わる場合には電気に関する知識と資格が必要となってきますので専門の業者にお願いをしましょう。